真っ白で真っ黒な日々

2020年。

多くの人を裏切った悲しく悔しい1年。

 

だって2020年って

ゴロだけでも正直ときめくでしょう?

それに東京オリンピックだって予定されていたわけで。

それがすべて白紙になってしまったのだから。

多くの人の人生を狂わせに違いない。

スケジュール帳を真っ白にしてしまった。

許すまじ。

 

私だってそのひとりだ。

人生をやり直す再起の1年の予定だった。

このブログのタイトルである

「幸せになるまで」

それを目標に模索する1年になる予定で

そのために自分と向き合い未来を想像し、

振り返るのか、立ち止まるのか、進むのか、、

決断しようと

なにか見つけられればいいと。

 

そんな淡い期待は叶うことはなかった。

もちろん「幸せになる」

それはまだ未来のはなしになるだろう。

 

ただ、不幸だったかと言われればそうではない。

適応障害」の片足突っ込んでいる状態の私。

それでも仕事はしっかりシフト通り通ったし

それなりにできることも増えて、

自信がついたりなくなったり、

心が折れたり晴れたり、

ジグザグしながらほんの少しだけだけど

経験は積んでいるのかなという印象。

でも、肝心のやる気も体力もなくて

なんとか流されるまま働く毎日。

 

なんのために働くのか、なんのために生きるのか。

こんな真っ暗な世界で生きていく理由はあるのか、価値はあるのか、

そんなことを考えたらきりがなくて。

考えても明日は来るわけで。

仕事はこなさなきゃいけなくて。

去年と変わったのは、その仕事がなあなあでもなんとかなってしまう

ということくらい。

私が変わったのではなく

仕事環境が変わっただけとも言える。

それでも、仕事量は心の余裕と反比例するから

心の余裕や体力的な楽さはありがたい、

人間らしく生きる時間や気持ちが増えた。

 

映画もそこそこ、本もそこそこ

たくさん芸術にふれてみた。

学生ぶり?もしかしたら中学生ぶりくらいに

活字にちゃんと向き合ってみて懐かしくて

すごくいい気分になった。

友達にも少しずつ会えるようになったし

好きな服やメイクでるんるんする気持ちも戻ってきた。

 

ちょっと前の自分を少しずつ取り戻しつつある。

 

楽しかった自分、自信のあった自分で

どんな自分だっただろうか。

そんなことも思う。

 

なんでもそれとなくこなせて

成績も平均以上で

友達にも信頼されて

????

 

元々なにもなくて

周りからの評価で生かされていたのかもしれない。

 

今は、自分の価値で、感性で生きようともがいている途中。

 

自分が何を好きで、なにをしたくて

なにを大切にしたいのか。

現実的なことはなにももっていないけど。

それでも、あと50年も生きればよくて、

そのうち自由に生きれるのはあと10年くらいで。

日々は進むし、年もとるし、いつか死ぬし。

 

それなら、やりたいように生きた方がよくないか?

だって自分の人生の主人公は私だし、

もう大人だから決定権も全責任も私だ。

 

生きるのも

死ぬのも

私が決める。

 

それだけ。

 

思ったような1年にならなかったけど。

強くなれなくて、

まだまだ不安定な日々だけど。

それでも、次の年が来る。

 

楽しくなくて、大変で、自粛自粛の1年だったから

封印してしまいたいくらいなんだけれども

それでも私の大切なアーティストが

今年もたくさんの癒しとときめきと幸せと

偉大な記録と伝説を

たくさんたくさん私たちに届けてくれたから

なかったことにはできないな、と。

 

数年後に私たち必ず笑顔で

会わなくちゃ。

 

2021年はどうか今年の100倍

自由な世界でありますように。

 

すべてすべて笑い話で終わりますように。

 

1年後は

今年よりずっと強くて魅力的な自分に出会えますように。

 

それでも

それでもお疲れ、私。

よくこの生きづらい世界で生き延びたよ。

それだけで安心するし偉いと思う。

生きるって大変なんだよね、わかるよ。

無理しないで、大切なものを見失わないで。

いつでも立ち止まっていいから。

私は、私だけはわたしの味方だから。

よくがんばりました。おつかれさま。