10年愛

 

10年愛。

 

今年で kis-my-ft2 はデビュー10周年を迎える。

私が彼らを知ったのは約10年前の茶封筒を受け取り、

ギンギラの衣装で「よっしゃー!!!」と肩を組みながら飛び上がっていた姿だ。

 

あの時、茶封筒を届けてくれた安井くんはもう退所しているし

あの時にアリーナーで一緒に涙して喜んだファンはどのくらい愛を貫いているだろうか。

 

10年。

 

私がファンでいたのは

デビューシングルからkiss魂までの間。

4年くらいの期間だった。

 

学生ながらにお小遣いを貢いだ。

少しでも知名度が広まることを願っていたし

売り上げや人気がなければ

彼らがいなくなってしまうのではないかと不安だったから。

 

王道ジャニーズとは言えないグループ。

 

あの頃、周りに一緒に応援してくれる友達はいなく

いつもどこかで鼻で笑われているような

そんな肩身の狭い思いをしていた。

 

完全アウェーだった。

 

私がジャニオタを離れ

完全にk-popの沼にハマっていた間

 

彼らは、彼らのファンが

地道に地道に花道を歩んできたのだと

帰ってきた今、とても感じる。

 

彼らの活躍は王道アイドル花道でしょう。

 

ドラマに、バラエティ、mc、、

週に何回も彼らに会える。

 

冠番組も冠ラジオも持っている。

当然のように個人の仕事もこなしている。

 

バーターアイドルなんて

誰が信じるだろうか。

 

彼らを嫌いになったことなんてない。

 

K-popに比べたらジャニーズのクオリティといったら

お遊戯会にしか見えない。

音楽もメッセージ性ももちろんパフォーマンスも

練習量もファンへの愛も。

 

どこをどの角度から切り取っても

K-popには敵わないと思う。

 

それでも、愛しいと感じるのは

なぜだろう。

 

 

玉森くんの成長には本当に驚かされる。

演技を見ても、歌声を聞いても

堂々としていて表現者だな〜と。

 

彼は天性のアイドルだ。

 

目立つのが嫌いとか言っていた彼だけど

A-studioで1年目も10年目を迎える今でも一貫して

 

アイドルでいること、

個々の活躍がグループの輝きに反映することを信じていること

 

変わらない熱い思いを持っている

誰よりもカッコよくて頼もしいアイドルのあるべき姿だった。 

 

ふわふわゆるゆる玉ちゃんが

今では、立派すぎる王道アイドルをしている。

 

先週のラジオで

10年愛を語ってくれた7人。

 

何回も聞き返している。

 

初めてのプレゼント。

もちろん受けとったし

私にとっての初めて買ったCDだった。

 

あの時の緊張と嬉しさはきっと忘れない。

 

それでも、去年全部捨ててしまった自分が恐ろしい。

ごめんなさい。

初めてのアルバムも初めてのDVDも初めてのコンサートも

全部キスマイのためにあったのに

全て捨ててしまった。

 

ペンライトもうちわも今は手元にない。

 

大事にしていた思い出を捨てた私のばか!大バカもの!!!

 

10年愛を聞いて

情けなく、罪悪感を抱いたのは言うまでもない。

 

でも、それが一旦ファンを離れていた罰だと思おう。

愛を貫けなかった。

 

空白期間の思い出やエピソード、絆を私は知らないし

知ろうともしないだろう。

 

私にとって初めてをいっぱいくれたアイドルであること

今、一番心を癒してくれてときめきをくれるアイドルでいること

これだけで十分だ。

 

 

 

彼らのやりたいことがこれからもできますように。

30歳を超えてアイドルという肩書きが少し重くなった時、

それでもグループでいるという選択を選び続けてくれますように。

 

ジャニーズの形態が変わりつつある中で

アイドルのあり方はとても難しく感じる。

 

K-popのように7年更新なら

自然と若いアイドルだけが最前線を走り抜けるような形が残る。

もちろんベテランアイドルだって、伝説となり輝き続けるが

それ以上に若いアイドルの活躍が著しい。

 

ファンもわかっているから

そのピークに最大級の愛を送り続ける。

兵役があり、グループの存続問題がある、、

期限があるとわかっているから熱が一気に燃え上がる。

 

そんな中、事務所を離れても

解散と明言せず、ファンの思いを裏切らなかった

Got7...

これからどうなるかわからないけど

永遠を信じさせてくれるようなそんなグループだ。

 

アンコールはいつまで続くだろうか。

 

アイドルと推しは切っても切り離せない関係だ。

 

ファンがいないとアイドルが花道を歩けないように

アイドルがいないとファンの生活は危ぶまれるに違いない。

 

現実から救ってくれるのはアイドルの存在だ。

推しのいない生活なんてもう忘れてしまった。

 

それでも、お互いがお互いの答え合わせのように

鏡のように、、

お互いを引っ張り合う事だけはしないでいよう。

 

 

全員が30歳を迎え

デビュー10年目を迎える。

 

2回しか行っていないコンサート。

何十回も見返したDVD。

もう売ってしまったCD、アルバム、DVDは帰ってこないけど

 

それでも、また私はファンと名乗っていいだろうか。

 

ファンと名乗れなくても

私は彼らの幸せを願っていよう。

 

今年は、どんな1年になるかな。

会えたらいいな。

 

そんな淡い、確かな願いを持って。

 

 

luv bias が多くの人の元に響きますように。

たくさん売れますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャニオタになるとすぐに数字にこだわってしまうから嫌になる。

40万枚くらいは売れたらいいな〜

 

あとは著作権的に無理だけど

韓国芸能の文化が少しでも実現できたらいいのになと思っている。

 

芸能人の友達同士のカフェトラックをありがとうとインスタに載せれるようになったり

何より、センイル広告やセンイルカップホルダー巡りしたい。

 

ジャニオタさんは知っているのかな。

 

嵐の件で色々あって、もっともっと無理になったけど

楽しいんだよ、あの文化。

 

私の娘がオタ活する時代には

少しは楽しい文化が浸透していますように。