どこかかで聞いたことのある物語のつづきを

 

 

初めてできた友達の存在は知っているけど

それはきっと親同士の繋がりだったり

近所でよく顔を合わせるからってのだったりする。

 

幼稚園に入る前に私にもそんな可愛い女の子の友達が存在がいたようだ。

お姉ちゃんの幼稚園帰りを一緒に親と待ってたり

お姉ちゃん方も含めて一緒に遊んだりお泊まりをしたり。

カケラカケラで覚えていたりするけど

その子がどんな子でどんな話をしたかなんて覚えていない。

 

最後にあったのがきっと小学校高学年くらいだろうか。

初めてできた友達なのに、果たして仲良しだったんだろうか。

 

まあ小さい子どもによくある一期一会のようなものなのかもしれない。

 

幼稚園に入ると親と離れ

初めての家族以外の集団での人付き合いとなる。

 

またまた大きくは覚えていない。

何人かなぜか仲良くしていた子がいた記憶はある。

 

でも、確信は持てない。

 

私のところは小学校、中学校は私立に受験しない限り

そのままみんな進学していく。

だから、長い人だと9年の付き合いになるわけで。

 

中学になると隣の小学校と混ざるから

多少の雰囲気は変わる。

 

9年間でいろんな人付き合いがあったなと

ふと最近、お風呂に浸かりながらぼんやりと思った。

 

2年ごとにクラス替えがあったから

ずっと同じく仲良くしていた子はいないわけで。

 

その中でもくっついたり離れたり色々あったな。

 

絶対離れたくないと思っても

2年離れてみてまた同じクラスになっても

相棒にはならないように。

 

あれ、あの子とずっと一緒にいたはずなのに

もう照れ臭くて挨拶くらい鹿の間柄しか戻れなかったり。

あんなに手紙もやりとりして、お泊まり会も誕生日会もタイムカプセルも

いろんな思い出があったはずなのに

そんなのなかったみたいに知り合いに戻る。

 

ずっと仲良くいることなんてないんだ。

 

そんな人達、私だけじゃない。

 

喧嘩別れなんて滅多にないけど

子どもは柔軟に形を変え、グループを変える。

 

それは、私の学区が治安が良く

いい仲間に恵まれたからに違いないけど。

 

ふと、誰かと昔話をしたくなる時

それは私の夢物語だったんじゃないかと不安になる。

 

あの頃、私たちの友達や思い出はちゃんと存在していたのかな。

 

今、私にとって一番付き合いの長い友達は

小学生からだから、17年くらい???

もうなんの隠し事もなく話せる。

 

中学からの付き合いの子は1人?

きっとこれからも会えるし、話せる。

結婚して子供ができて、そんな時めいいっぱいお祝いできる。

 

高校からは部活の仲間だけだな。

でも、最近疎遠になっている気もするけど

思い出だけでお腹いっぱいだし

きっと集まれば一瞬で私たちの青春へ戻ることができる。

何回話しても笑える鉄板ネタを持っているから。

 

大学の友達はいろんな新しい出会いがあったけど

残るは少ない。

部活の友達は一生の付き合いかと思ったけど

案外無理だった。私が離れてしまったのかもしれないけど。

きっと便りも来ないんだろうな〜とちょっと寂しくなる。

たくさん遊ばせてくれた人たちだし

いろんなことを教えてくれた人たちだから

ずっと付き合っていたかったのにな。

 

 

それでも、20年目に親友と胸を張っていえる存在に出会えたこと。

これはありがたい。

大人になりかけたこの時期に最後の最後に神様が、親友チャンスをくれた。

 

自他ともに認める親友と言っていいだろう。

もし、私が披露宴をするとき司会をやってほしいと思うのはこの子だけだし

彼女が結婚するとき、そばで見守っていたいと思う。

 

人付き合いが苦手で

知り合いという存在を私はいらないと思って来たから

残念ながら

・いつでも連絡を取れる友達。

・お祝い事の時に報告したいと思える友達。

 

これくらいの範囲しかいないから

本当に少ない。

 

だからこそ、大事にしたいと心から思う。

 

 

今まで仲良く遊んでくれた友達たちは

今何をしているのだろうか。

結婚してお母さんになっている人もいるだろうし

ずっと美しく輝いている人もいるだろう。

会ってみたいし、昔話もしてみたいけど

それは無理だから。

不可能だから。

 

いつか、中学校か小学校の同窓会があったら

次こそはとびっきり可愛い魅力的な私でいれますように。

 

そして、遊んでくれた友達にちゃんとありがとうと言おう。

 

 

 

 

 

 

今年に入ってから趣味だけど

好きだからやっているのだけど

一生懸命ブログを更新している。

それでも読んでくれる人はほとんどいない。

 

意味なんてない

と心が折れそうになる。

 

それでも私は更新し続ける。

理由もゴールもないけど。

 

誰かの何かに響くかもしれない。

 

誰かの何かに届くかもしれない。

 

 

 

私の想いや言葉が

あなたの世界を変える小さな種になりますように。

 

今日も私は言葉を綴ります。