大人になれない私たち

 

どうして、大人は教えてくれなかったんだろう。

 

誕生日を何回も重ねて

年の数が増えていっても

大人になんてなれないってことを。

 

教えてくれたらよかったのに。

 

大人なんて

あなたたち子供が思っているより楽もんじゃないよ?って。

 

どうして教えてくれなかったんだろう。

 

子供なんだから、

子供らしく無邪気に楽しく生きてていいんだよねって。

 

 

物心がついた時から

お金に困る生き方はしたくない。

それならいい学校に、いい大学に、いい会社に勤めなくてはならない。

 

と当然のように思っていた。

 

 

半分正解で、半分失敗。

 

 

いい学校に行くために

家庭学習なるものもしたし

もちろん高校受験の時は塾に通って、勉強だけに専念した。

 

友達と遊ぶことももちろん恋愛なんてに時間は費やしてはいけないと。

 

いい大学に行くために

勉強、試験の点数、、。

 

何に囚われていたのだろう。

 

いい学校、いい会社、いい暮らしって?

 

人生で大切なもの、価値ってお金で決まるの?

生活の質の決まるものなの????

 

 

そういう広い意味での人生の生き方を

大人は教えてくれなかった。

 

もしかして、教えようとしてくれていたかも知れないけど

私たち子供には響いてなかった。

 

 

大人になるって、

かっこよくて自由で。

いいことばっかりだと思っていた。

好きな家に住んで、好きなものを食べて。

 

 

でも、そんなの現実であり、現実でなかったように思える。

 

 

子ども、学生のうちにしなくてはいけないこと

学生だからできることの数々を犠牲にしてまで

大人になることを生き急ぐ必要なんてなかった。

 

だって、大人の期間は長いから。

 

 

学生でいられる時代、体感として青春を生きれる時代は

限りあるものだから。

 

 

どうして、それを教えてくれなかったんだろう。

 

私の親は大学を出ていない。

だから?

 

時代のせいなのかな。

 

どんな些細なことでも教えて欲しかった。

 

中学時代、高校時代、、

当時は辛いけど、いっぱいいっぱいになるけど

それでも全てがかけがえのない人生の宝物だよって。

 

だから、未来を心配せずに

今を生きなさい。

 

夢を見つけなさい。って。

 

 

私はいくつもの夢に気づかずに生き急いだように思える。

 

早く大人になって、お金を稼ぎたかった。

今の生活に困ることはないけど、

私の知らない私に、

素敵な大人でいる私に早く会いたかった。

 

でも、そんな私はどこにもいなくて

結局、私は今も大人になれなかった私を恥じながら愛しく思いながら生きている。

 

 

どうして、夢を夢だと諦めたんだろう。

 

小学校の時、思い描いた夢で慣れない職業なんてないはずなのに。

 

 

 

難しいね。

自分がたとえ誰かの親になった時、

こうやって素直に話せるだろうか。

 

未来を心配するな、って。

 

 

勉強は大事だ。

いい学校に行けば、環境に恵まれいい影響を多く受けることができる。

 

だから、いい学校を目指すことは非常に大事だ。

 

でも、それをゴールとしてはいけない。

 

 

いい影響を受けて、

それでどう感じ、どう動くか。

 

 

それが大事だと思う。

 

 

人生はまだ長い。

きっと、20代後半、30代となった時に

また知らない年代を生きることで

辛くなることも多いだろう。

 

いつも未知の世界だ。

 

 

でも、どの時代も私は私。

私次第であることを忘れずにいよう。

 

 

ただ、もっと生きやすくしてくれればいいのに。

先駆者は教えてくれればいい。

 

 

 

 

 

最近、読書にハマっているのもそんなところなのかも知れない。

他人の人生を生きることで、擬似体験をする。

 

それを教訓にして

生きやすくするために。

 

 

上には上がいる。

中学、高校、大学、、

それなりに努力はしたし楽しんだつもりでいても

生きてればいつもその上を行く、辛さや喜びがある。

 

 

生き続けること、

常に自分の意思に素直になること

可能な限り動いてみること

 

そんなところ。

 

 

 

はぁ〜休みなのにパッとしないな〜

眠いし。

 

 

買い物にも飽きたみたい。

 

 

今日は同期と5ヶ月ぶりのご飯。

酔わないようにだけ気をつけよう〜