「幸せになるまでの日記」

 

電気をつけたままで寝ること。

死んだように眠りにつくこと。

外見に気を遣わずに生活すること。

 

人間を捨てた。

 

 

それに比べたら今はずっとよく生きている。

 

 

小さい頃に思い描いてた大人とは

程遠いけど

それでもちゃんと生きてるだけで十分だと思える。

 

 

知り合いで夢を叶えようと動いている人がいる。

そんなに近しい人ではないからSNSくらいでしか知らない。

それでも、なりたい自分に、なりたい職業に就こうと

行動に移せる勇気が羨ましい。

 

実は、私だって幼い頃の夢の職業についている1人だ。

だけど、全然嬉しくない。誇らしくない。

こんな自分嫌だと嘆く。

 

夢がなかった。

強く自立したかっこいい大人になりたかった。

幸せな花嫁さんになりたかった。

 

 

そのためにお金に苦労はしたくなかった。

 

何もやりたいことも才能もなかった。

 

勉強が好きだったこと、

真面目だったこと。

それくらい。

 

だから、ちっぽけな私が

世の中に優しい人間になりたかった。

 

自分の夢がないのなら

せめて社会の役に立ちたかった。

 

でも、そんなの自分のエゴだったし

社会はそんなに甘くない。

優しくない。

 

仕事に自分の人生を犠牲にしてはいけない。

 

もし、自分に子供ができたら

学生時代は将来の心配なんてしなくていいから

目の前のことに一生懸命楽しみなさい

どんなに迷っても学生時代はいいから

夢を、なりたい自分を探し続けなさい

 

そんなふうに言ってあげたい。

 

 

大人になったけど

まだ若いから。

 

今からでも探し続ける。

 

 

今の職業を続けるべきか、

転職するべきか。

 

答えは見つからない。

 

今の仕事も深めればきっと。

まだやれそうなこともある。

 

でも、自信はない。

 

どこを目指せばいいのかわからない。

 

ただ自分の信念としては

仕事は人生の全てじゃない。

 

私がいての人生。

目的ではなく手段に過ぎない。

 

でも、なあなあにするには

仕事の比重が大きすぎる。

だから日常を少しでも楽しく生きるために

できるだけ楽しく仕事はしたい。

 

頑張りすぎずに

それでもやりがいは欲しい。

 

難しい。

でも両立しないと人生が腐る。

 

そんなのもうコリコリだ。

 

 

もうちょっとだけ頑張ろう。

 

それでも、仕事以外の目標を見つけよう。

 

 

それがいつか本業になるかもしれない。

というかなることを祈っている。

 

まだその何かを見つけられない。

 

 

見つけられる日まで

幸せになるまでの日記は続く。

 

 

今日も明日も生きようね。

生きてるだけで十分だから。

 

死んだように生きることが一番苦しい。

 

だからそんなくらいなら

全てを捨てて。

 

毎日大変な日々を過ごすけど

頑張って。